ミサイルよりも食料を
軽トラパレード
福島・安達地方農民連
福島県の安達地方農民連は10月16日、10回目となる怒りの農民行動・軽トラパレードを二本松市内で開催しました。稲刈りや農作業の忙しい中、会員10人と軽トラ10台が集まり、市民にアピールしました。
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「インボイスは中止せよ」とアピール |
今年のスローガンは「ミサイルよりも食料を」「インボイス制度中止、消費税減税」「ALPS処理水海洋放出反対」「食料自給率向上を政府の法的義務に」「学校給食費の無償化」「アグロエコロジーと家族農業で日本農業の再建を」です。
佐藤佐市会長は、インボイス制度や農民連の『提言パンフ』にも触れ、稲作農家が赤字で農業経営をせざるを得ない実態について紹介。減らされる国の農業予算に反比例して軍事費がどんどん増やされることについて「ミサイルよりも食料を」の声を皆さんと一緒に訴えていかなくてはならないとあいさつしました。
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アピールを終えて記念撮影 |
さらに「農業を続けるため、農村集落をより豊かに次世代に継承するためには、2つの環境改善が必要だと思っています。その一つは人と自然に安全な新しい農法の確立です。もう一つはそれを後押しする政治的環境の改善です。ミサイルで国を守るのではなく、食料で国を守る政府を作ることだと思います」と訴えました。
(福島・安達地方農民連ニュースから)
(新聞「農民」2023.10.30付)
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