インドネシアの修学旅行生
奈良県農民連の直売所訪問
これから農業や食が大事になる
9月12日、インドネシアのスマトラ州・パダンパンジャン市にある「ディニヤプトリパダンパンジャン校」の学生8人(日本でいう高校2年生)と関係者合計36人が、生駒市にある奈良県農民連の直売所「みのりの里しらにわ」を訪問しました。
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直売所の前でみんなでパチリ |
毎年、旅行の通訳を担当してくれている北田多喜さんが「これから更に農業や食が大事になる。学生に日本の現場を見てほしい」と企画。昨年はコロナ禍でのオンライン交流になりましたが、今年は修学旅行が再開され、訪問が実現しました。
杉村出(いづる)店長が直売所について説明。出荷に来ていた地元生産者・平沢大さんが学生からの質問に答えました。
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直売所を見学するインドネシアの修学旅行生 |
インドネシアから参加した学生からの感想を紹介します。
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〇インドネシアの多くの生産者がオーガニックの技術を学んでほしいと思います。直売所はかわいらしく、清潔で、整理整頓されていて、クールです。
〇農家さんがお店と連携して農産物を販売しているということで「かっこいい」と思いました。
〇収穫できなかった植物は、無駄にならないように土に混ぜて戻します。本当にすごいことですね。
生産者名の表示、インドネシアでも
〇商品に産地、生産者名、価格を表示することで、買い手の目に農家の名前がよく伝わり、誤解が生じません。おそらくこの方法で販売実績が向上する可能性があり、生産実績を安定して維持するには、この方法をインドネシアで確立する必要があります。
(奈良県農民連ニュースから)
(新聞「農民」2023.10.9付)
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