農のこころ丸山美沙夫
新米を担ぎて来たり娘婿 木村 広子 俳誌『みすゞ』から。農家の後継ぎが居ない問題は深刻になっている。この作から想像できるのは、しっかりとあとを継いでくれているのはこの「娘婿」であろう。コンバインで刈り取った袋詰めか、精米したばかりであろうか。一袋はずっしりと肩に重いが、たくましく運び込む姿は頼もしい限り。「娘婿」の中に込められた感動だ。
(新聞「農民」2023.10.9付)
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[2023年10月]
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