私たちはあきらめない
国会前19日行動
暴走政治を止め生活を守ろう!
安保法制の強行成立からちょうど8年が経つ9月19日、国会議事堂前に1200人(主催者発表)が集結し、94回目の19日行動を行いました。主催は総がかり実行委員会と9条改憲NO! 全国市民アクション。
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会場は熱気に包まれました |
主催者あいさつをした菱山南帆子さんは、「8年間私たちはどんな状況にあってもここに集まり、これからの未来のために声を上げてきた」と表明。
「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」の福山真劫さんは、8年前の安保法制への反対運動以前の市民運動はバラバラだったと指摘。「しかし、このままではダメだ、本気で自公政権を倒そうと、市民連合が発足し本気の共闘が進んだ」と強調しました。いま、暴走する岸田政権を止めるために、来る総選挙に向けて9月14日に市民連合主催で立憲野党(立憲民主、共産、れいわ、社民、沖縄の風)が集まり議論したことを紹介しました。
「安保法制違憲訴訟弁護団」の杉浦ひとみ事務局長は「軍事対立は常に鏡のようなもの」という言葉を紹介。日本が中国や北朝鮮に脅威を感じるのと同時に、北京やピョンヤンの人たちも日本の今の動きに脅威を感じていると説明。「この脅威の連鎖をいかに断ち切るのかに政治は知恵を出し合わないといけない」と訴えました。
「安保関連法に反対するママの会」の長尾詩子弁護士は、物価高で生活に苦しむ人たちがこれだけ多くいる中で、軍事費には破格の予算をつける岸田政権を強く批判。「私たちは暴走する政治を止めること、自分たちの生活を守ることをあきらめない。平和な日本を守ろう。そのために、市民と野党の共闘を発展させよう」と呼びかけました。
政党から立憲民主党の杉尾秀哉参院議員、日本共産党の田村智子参院議員、社会民主党の福島みずほ参院議員があいさつし、会派・沖縄の風の伊波洋一参院議員のメッセージが代読されました。
(新聞「農民」2023.10.2付)
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