「農民」記事データベース20230911-1568-09

山形 鶴岡市
学校給食無償化の継続を延長

署名 4100人超を提出


田川食健連の運動が
再び市政を動かした

 山形・庄内農民連も参加する「国民の食糧と健康を守る運動田川地区連絡会(田川食健連)」は8月16日、10月以降の学校給食無償化継続を求める署名4137人分を鶴岡市に提出しました。署名提出行動には庄内農民連から小林隆範会長(田川食健連事務局長)が参加しました。

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阿部真一副市長(右端)に署名を提出する田川食健連の小林事務局長(右から2人目)、坂本昌栄市議(同3人目)ら=8月16日、鶴岡市役所庁議室

 鶴岡市は昨年11月から今年3月まで期間限定で学校給食費の完全無償化を実施しました。田川食健連が3月に4888人分の署名を提出したことを受け、市は今年9月まで完全無償化を継続していました。

 新たな署名提出を受けて、市は8月18日の市議会に対する主要事項説明会で「学校給食費無償化を10月から来年3月まで継続し、次年度以降も継続することを検討する」との方針を発表しました。署名提出からわずか2日での無償化継続表明となりました。食健連の運動が再び市政を動かしました。

 9月5日に開会予定の定例市議会に、無償化のための費用を盛り込んだ補正予算案が提案される見通しです。

 田川食健連の小林事務局長は「もともと第3子以降は無償化をしていましたが、条件によっては負担が重くなります。運動で、子どもたち全員無償化を続けさせたい」と、今後の運動への決意を語りました。

(山形・庄内農民連ニュースから)

(新聞「農民」2023.9.11付)
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2023年9月

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