大幅賃上げ・大軍拡・大増税ノー

第94回メーデー中央1・5万人

　第94回メーデーが5月1日、「物価高騰を上回る賃上げを」「大軍拡・大増税ノー」をかかげ全国256カ所で開かれました。東京・代々木公園の中央メーデーには1万5000人が参加しました。

都内をデモ行進しました

　中央メーデー実行委員会の小畑雅子代表委員（全労連議長）が主催者あいさつ。「大軍拡・大増税、改憲ではなく憲法を生かし、平和な日本をつくるために、幅広い労働者・国民の共闘を」と呼びかけました。

　日比谷メーデー実行委員会の中島由美子代表幹事が「連帯し、平和の上にジェンダー平等を確立しよう」とあいさつ。安全保障関連法に反対する学者の会の浅倉むつ子早稲田大学名誉教授は、労働時間を短縮して「生活時間」を取り戻し、民主主義のために使ってほしいと述べました。

　日本共産党の志位和夫委員長が来賓あいさつ。農民連本部も参加し、集会終了後は都内をデモ行進しました。

千葉県メーデーで農民連

畜産危機訴え署名よびかけ

　「メーデー参加者に、畜産危機についてインパクトをもって訴えよう」と、当日は千葉北部酪農の「八千代牛乳」を100パック準備し、畜産危機対策を求める署名に協力していただいた方に配布しました。

酪農危機の署名に応じるメーデー参加者＝千葉

　酪農の苦境をすでに知っている方や、共感してくれる人も多く、皆さん快く署名してくれました。

　6団体が参加したプラカード団体アピールコンテストでも、千葉県農民連の参加者が代わるがわるマイクを握って畜産危機を訴え、なんと3位の敢闘賞をいただきました。