「農民」記事データベース20230501-1551-10

アグロエコロジーやゲノム編集
どう考えるか

“わが子に安全な食べ物を”
真剣です

福岡 新婦人と農民連
食と農のつどいと学習会


かたりべ活動8回目
2ケタ開催をめざす

 昨年5月開いた学習会を機に

 昨年5月に行われた福岡県農民連と新日本婦人の会の産直協議会「食と農の学習会」をきっかけに、県内各地で食べ物のありかた、未来につなぐアグロエコロジーの話、ゲノム編集をどのように考えるかについての「食と農のつどいや学習会」などを開催。この1年間に8回のかたりべ活動を終えました。

 「学校給食を無償に!」の学習会で名刺代わりにと、「農民」風呂敷を大きく広げて自己紹介。真ん中世代が企画した「子供たちに安全な食べ物を」(中間市)では「おやつのグリホサート・食品分析センターニュース」を資料に遺伝子組み換え食品の問題点を話し、“NHKクローズアップ現代・ゲノム編集解禁”の画像を活用して、ゲノム編集のイメージを解説しました。

所得が上がらず、安全なもの選べない
――若いお母さんから悩みも

 真ん中世代グループ討議の合間に赤ちゃんに授乳させるお母さん、わが子に安全な食べ物をと真剣です。「所得が上がらない中、安全なものを選べない」「親世代はあまり気にしていない。講演を聞いてびっくりした」「つい映えるものを選んでしまう」「脳の発達分野で遺伝子組み換えの影響はないと聞いているが、アニマルウエルフェアの観点から考えたい」などたくさんの感想が寄せられ、子育て力と今の時代を生き抜く世代を応援しなければ、と力が入りました。

画像
中間市で行われた真ん中世代の学習会

 後2回でかたりべ活動は二桁、10回を目指してがんばります。

(福岡県農民連事務局長 藤嶋嘉子)

(新聞「農民」2023.5.1付)
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2023年5月

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