GX基本方針の撤回・
原発ゼロを訴える
原発をなくす全国連絡会がイレブン行動
怒りとともに署名寄せられる
原発をなくす全国連絡会は4月11日、東京・新宿駅西口でイレブン行動を行い、GX(グリーントランスフォーメーション)基本方針と福島第一原発ALPS(アルプス)「処理水」海洋放出の撤回、原発ゼロの日本を求める署名を呼びかけました。
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呼びかけに応え、署名する人々 |
農民連からは齋藤敏之常任委員が参加しマイクを握りました。「200キロ以上離れた私の住む船橋にも放射能が降り、タケノコが3年間出荷停止になった。出荷が再開されてもいまだに検査証明が必要だ。原発は一度事故を起こせば大地を汚し、作物も食べられなくなる」と原発の危険性を指摘。
「建設に膨大なコストと時間がかかり、廃棄物の最終処分もできない原発ではなく、再生可能エネルギー推進によるエネルギーの自給を進め、汚染水の海洋放出をやめさせよう」と訴えました。
署名に応じた世田谷区の女性(87)は「映画『100000年目の安全』を見た。原発は大反対。廃棄物の処理もできず、60年に延長なんて馬鹿じゃないのか。福島第一原発のデブリも取りだせないのに、再稼働などたわごと言うな」と怒っていました。
(新聞「農民」2023.4.24付)
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