マイナンバーカード強制やめて
保険証廃止法案は撤回を!
反対連絡会が院内集会
マイナンバー制度反対連絡会は、全国保険医団体連合会(保団連)とともに3月23日、衆議院議員会館で「マイナンバーカードの強制やめて 保険証廃止法案は撤回を!」を求め、国会内集会を行いました。集会会場は満席で、ウェブ参加者を含め700人が参加しました。今回は国会請願署名「健康保険証廃止の中止を求めマイナンバーカード取得の強制に反対します」5万3060人分を提出。累計で19万5612人分の署名が集まりました。
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約20万人の署名を前に発言する参加者 |
保団連の住江憲勇会長が基調報告を行い、政府のオンライン資格確認の義務化は憲法にも抵触し、法令手続き上の瑕疵(かし)をはらんでいること、現場では混乱が生じ、地域を熟知した医師・歯科医師の閉院を後押しし、患者・住民、地域社会にとって大きな損失となっている等の問題を指摘しました。
また、保険証廃止問題について、「1年間の資格確認証は、有資格者である被保険者がわざわざ資格確認書を申請しなければならないこと、最初から保険証を発行すればいいだけのこと」と批判しました。
各団体からの報告の後、原英彦事務局長が最後に、「保険証廃止をやめれば資格確認書のために血税を使うこともない。」と述べました。
国会議員は立憲民主党、日本共産党が参加。参加者は院内集会前に3省庁への要請を行い、集会後は、国会議員要請行動を実施しました。
(新聞「農民」2023.4.17付)
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