82団体・個人から69万9545円
山形・庄内農民連
鶴岡市豪雪・土砂災害義援金
2022年12月に山形県鶴岡市で発生した豪雪・土砂災害(新聞「農民」2月6日付既報)について、「農民」読者をはじめ多くの方から義援金へのご協力をいただき、誠にありがとうございました。
ご協力ありがとうございました
これで営農を継続できます
豪雪のために農作業小屋損壊
3月22日までに、庄内産直センターには1団体、15保育園・保育園運営法人、50個人から56万3045円、庄内農民連には1団体、15個人から13万6500円、合計69万9545円をお寄せいただきました。
お寄せいただいた義援金は、被災した会員に直接お渡しいたしました。
朝日支部関谷班の遠藤初男さんは、12月23日に豪雪のため農作業小屋が損壊する被害を受けました。
一時は米の作付けを全面的にやめることも検討しましたが、集落の皆さんと話し合いをした結果、他集落からの耕作受託のみ取りやめ、自己所有のほ場は耕作を継続することになりました。
土砂災害により格納倉庫が全壊
鶴岡支部の阿部佑一さんは、全国ニュースでも報道された12月31日の土砂災害で、購入したばかりの薬液散布用ブームスプレーヤーを格納した倉庫が全壊の被害を受けました。
当初は、周辺に規制線が張られて倉庫に立ち入ることができず、農機具の被害状況を確認することすらできずに困っていました。
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小林隆範・庄内農民連会長(左)から義援金を受け取る遠藤さん(上)と阿部さん(下) |
その状況を聞いた関徹県議(日本共産党)が行政に交渉・確認をした結果、規制線は任意であることを確認。避難指示解除前ながら農機具を取り出すことができました。
ブームスプレーヤーは水漏れを起こしていましたが、無事修理が完了し、稼働しているとのことでした。修理は数万円で済みましたが、全壊した倉庫の撤去に多額の費用がかかることが予想され、苦境は続きます。
2人ともこのたびの義援金で大変勇気づけられ、再び前を向いて農業経営を継続することができました。全国の皆さんからの温かいご支援に厚くお礼申し上げます。
(山形・庄内農民連ニュースから)
(新聞「農民」2023.4.10付)
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