「戦争はダメ」の声を
全国から上げよう
国会前定例行動
3月29日、衆議院第2議員会館前で国会前定例行動が行われ、主催者発表で140人が参加しました(写真)。主催は国民大運動実行委員会など。前日に参議院で、軍拡予算大幅増・社会保障費削減の来年度予算が可決・成立しました。
市民のスピーチでは、日本医療労働組合連合会の五十嵐建一中央執行委員が、軍拡への予算を大幅に増やす岸田政権に対して「医療現場はコロナ禍以前から、歴代政権による医療従事者抑制政策の中でギリギリの体制を強いられてきた」と告発。「医療体制の脆弱(ぜいじゃく)さが最大の問題であり、これをどう解決するのか。政府は数値目標だけを示すのではなく、人員体制の充実へ具体的な考えを国民に示すべきだ」と訴えました。
安保破棄中央実行委員会の林竜二郎事務局次長は、3月16日に開設された石垣島自衛隊駐屯地に反対する集会での島民のスピーチを紹介。2015年に与那国島、16年に宮古島・奄美大島に自衛隊部隊が配備され、戦後78年基地のなかった石垣島にもミサイル部隊などが配備され「島民は『島々を戦場にはさせない』と声をあげている。南西諸島の皆さんとともに全国から『戦争はダメだ。してはいけない』という声を上げていこう」と呼びかけました。
日本共産党の吉良よし子参院議員が国会報告をしました。
(新聞「農民」2023.4.10付)
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