農家の要望に応えて組織を大きく
大阪 6世帯6部拡大
「農民連はすごい」
1月17、18の両日に開かれた農民連第25回定期大会に向けて大阪では、会員6世帯、新聞6部の仲間づくりに取り組んできました。
土地の相談、労災保険対応、産直出荷、確定申告など様々な要望に、府連や各支部、産直センターがそれぞれ応えて、成果を上げました。
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新規就農した奥野壮太さん |
昨年3月、阪南支部に相談のあった補助金申請では農民連本部の協力も得て、新規就農の会員が支給を受けることができ「農民連はすごい。これで管理機を買える」と喜んでいました。
昨年12月、南河内で一般紙にチラシを入れ、「農業なんでも勉強会」を開催し、4人の会員外の農家が訪れました。その場で1人が加入、後の人たちも検討すると好印象をもって帰りました。勉強会には、近隣の会員も参加してもらい、農家の口から農民連に対する感想を述べてもらい、勉強会が親近感を持てる雰囲気になりました。
1月には能勢町で農業なんでも勉強会を北摂支部と産直センターで開催。会員が知り合いを誘ってくれ、1人の仲間が産直の要求で加入しました。
私が思う会員拡大の教訓は、大きく宣伝することも大切ですが、コロナ禍などで足が遠のいていた会員のところに足を運び、顔を合わせて交流し、出荷や税金問題など様々な角度から農家の要望や悩みに対応することです。それが結果として知り合いの紹介、相談会への参加とつながったのではないかと思います。
これからも会員と一緒に協力し合って活動する組織にしていけるようがんばりたいです。
(新聞「農民」2023.2.13付)
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