「農民」記事データベース20230206-1539-08

第17回GMOフリーゾーン運動
全国交流会in東京にご参加を

実行委員会からの呼びかけ

関連/第17回GMOフリーゾーン運動全国交流集会in東京


 昨年、日本で初めてゲノム編集トマトが栽培・市販され、さらにトラフグやマダイまでも養殖・販売が始まりました。米国で栽培されていた大豆が撤退に追い込まれ、日本だけが突出した栽培国になりました。遺伝子組み換え(GM)作物では、アルゼンチンで小麦の栽培が始まり、フィリピンでゴールデンライスの栽培が始まろうとしています。これまで手付かずだった主食の稲や小麦の栽培が進められています。

 政府は、GM食品表示制度を改定して、ほとんどの食品で「遺伝子組み換え」という文字をなくし、消費者に選択させないように変更し、2023年4月から施行します。こうしてGM作物は主食の栽培が進み、ゲノム操作作物・魚の販売が始まり、消費者は知らないうちに食べさせられるという状況になりつつあります。

 それに対して私たちは、地域から対抗する取り組みを行ってきました。それがGMOフリーゾーン運動です。GM作物、ゲノム編集作物・魚、そこから作られる食品を拒否し、栽培・養殖させない、流通させない、食べないという取り組みを日本中に広げていくことで、日本の農林漁業と私たちの食卓を守ることがとても大切になってきました。

 現在、ゲノム編集トマトを小学校や福祉施設に無料で配布する動きがあり、それに対して自治体に対して受け取りを拒否するよう求める取り組みが広がっています。この運動はGMOフリーゾーン運動と同じこころざしです。この拒否を求める取り組みを全国に広げ、日本の食と農林漁業を守っていきたいと思います。

 私たちは、23年2月25日(土)午後、東京の地に集まり、全国の心ある人々とともに、GM作物、ゲノム編集作物の栽培拒否地域を広げ、ゲノム編集トマトの配布をストップさせ、私たちの食卓を守るためにGMOフリーゾーン全国交流会をリアルとオンライン併用で開催します。ぜひ参加されるよう、ご案内いたします。

 2022年12月1日

 第17回GMOフリーゾーン運動全国交流会in東京実行委員長 久保田裕子(日本有機農業研究会)


第17回GMOフリーゾーン運動全国交流集会in東京
遺伝子組み換えもゲノム編集もない世界をつくろう
〜大消費地東京から〜
 ■日時 2月25日(土)午後1時半〜4時半
 ■会場 連合会館203号会議室、オンライン併用
 ●パネルディスカッション ・パネリスト(生産者)
    相原成行(神奈川県藤沢市)、佃文夫(茨城県取手市)、加藤武(東京都武蔵村山市)、國母克行(栃木県真岡市)、渡部よしの(福島県喜多方市)、天笠啓祐(遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン代表)
 ●ゲノム編集トマト受け取り拒否の取り組み報告
 ●GMOフリーゾーン報告
    全体報告、海のGMOフリーゾーン特別アピール(二平章・全国沿岸漁民連)
 ●海外の遺伝子組み換え・ゲノム編集反対運動報告(韓国、台湾、欧州)
 ●「遺伝子組み換えでない」表示が消える?
 ■定員 実参加100名、オンライン500名
 ■参加費 500円
  (振込先) 郵便振込口座 00100―5―727877
    (ゆうちょ銀行019店 当座 0727877番)
    口座名 遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
 ■申し込み 遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンのホームページ内の申し込みフォームから
 ■主催 第17回GMOフリーゾーン運動全国交流集会in東京 実行委員会
 全日本農民組合連合会/農民運動全国連合会/生活クラブ生活協同組合・東京/日本有機農業研究会/秀明自然農法ネットワーク/日本の種子(たね)を守る会/日本消費者連盟/遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
 ■問い合わせ 遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン 電話 03(5155)4756、Fax03(5155)4767、Eメール office@gmo-iranai.org

(新聞「農民」2023.2.6付)
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2023年2月

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