農のこころ丸山美沙夫
男らの気負ふや蕎麦(そば)の寒晒し 北原 明 俳誌『みすゞ』から。蕎麦の栽培は高冷地や山間地でも容易に収穫できる。蕎麦の実を地粉として手打ち蕎麦も昔から農家や地域の食文化として継承されてきた。美味しいそばを食べるために、冬季を工夫しての寒中を雪や寒さに晒したりする。自然環境を巧みに活用している。風味を失わずに保存する自慢の味なのだ。
(新聞「農民」2023.1.30付)
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[2023年1月]
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