戦後最悪の政治
大転換を
総がかり行動実行委
今年最初の19日行動
今年最初の19日行動が1月19日に行われました。国会議事堂前には主催者発表で1000人の市民が集まり、戦争する国づくりを進める岸田政権を糾弾する声をあげました。主催は、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会。
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国会前に集まった市民 |
農業・中小企業予算案マイナス
主催者あいさつに続き、国会議員が連帯のあいさつ。
社民党の福島みずほ参院議員は「岸田首相は先日アメリカに行き、敵基地攻撃をアメリカと一体で行うことを約束した。集団的自衛権行使で敵基地攻撃を行う。これはまさに先制攻撃。戦争をくい止められるかどうか、本当に大事な局面にきている」と述べました。
日本共産党の田村智子参院議員は「昨年末に、来年度予算案として政府の資料が配られた。防衛関連予算は積み立てる基金を含めて、前年度比89・4%増です。社会保障費はわずか1・7%増。驚くのは、食料安定供給・農業支援はマイナス。物価高騰に苦しむ中小企業対策もマイナスです。この予算案は何なのか」と怒りを込めて語りました。
立憲民主党の石川大我参院議員は「敵基地攻撃能力を持つことは憲法違反、という声を党内でも大きくしていくことを約束する」と表明。これには集まった市民から「がんばれ!」「頼んだぞ!」と歓声が起こりました。
沖縄の風・伊波洋一参院議員からメッセージが寄せられました。
市民の代表として「止めよう!辺野古埋立て国会包囲実行委員会」の野平晋作さんと、「女性による女性のための相談会」実行委員の中島由美子さんがスピーチしました。
(新聞「農民」2023.1.30付)
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