「農民」記事データベース20230123-1537-09

堀内さん一家のお餅つき

愛媛・松山

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台唐(だいがら)で子どもでも

 お正月に向けた年末、松山市古川の堀内英昭さん(垣生=はぶ=農民組合)が、珍しい木製の「台唐(だいがら)」を、数年ぶりに使用して、お餅つきをしました。

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江戸時代初期の歴史あり

 江戸時代初期から「台唐」は農家が使用していたとされ、台の上に上がり、中ほどで支えられた長い柄の片側の端を踏むことで、子どもでも杵を上下できます。

 ご近所の人も手伝いにきてくれて準備し、たくさんのお餅がつけ、和気あいあいでした。

 堀内さん一家は、お米や野菜をはじめ、紅まどんな等、高級かんきつも栽培する専業農家です。最近は息子の学さんが新規就農しました。

 お父さんは元国鉄労働者ということもあり、機械・道具が三度の飯より大好き?(笑)。この台唐も、大工さんにわざわざ制作してもらったものだとか。

(「農民」愛媛版から)


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三重県大台町 成田千恵子

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長野県小諸市 布施和子

(新聞「農民」2023.1.23付)
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2023年1月

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