「農民」記事データベース20230123-1537-08

次期作への糧に

資材高騰・交付金削減のなか
作付け交流会開く

北海道・小清水農民組合

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前年の作柄が良かった人が
栽培方法発表し、意見を交換

 北海道の小清水農民組合は1月8日、小清水町で作付け交流会を開催しました。参加者は18人で、前年の作柄の良かった人に栽培方法を発表してもらい、意見交換を通して次作に少しでも生かせないかという趣旨で開かれるようになったもので、昨年に引き続き今年で2回目です。

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努力の成果を交流し合いました

 今回はバレイショと人参について3人の発表があり、それぞれ独自の資材とやり方で収量・品質を上げているという発表を聞いて、参加者との間で活発な質疑応答が交わされました。

 後半は飛び入りで、ビートの育苗や最新の機械の経済性についてなどを発表してくれる参加者もあり、1時間あまりの会でしたが、とても有意義なものでした。

 資材高騰、畑作交付金単価削減と暗い話題が目白押しの昨今ですが、皆で切磋琢磨(せっさたくま)して良い作物を育て、この困難を乗り切っていこうと決意を新たにしました。

(北海道・小清水農民組合 和田徹)


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愛知県津島市 桜井久美子

(新聞「農民」2023.1.23付)
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2023年1月

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