農のこころ丸山美沙夫
なりゆきの野菜揃えて七種粥 鈴木 光子 俳誌『みすゞ』から。一月七日、七種の若菜を入れた粥を食べることによって、邪気を除き、万病にかからないという風習が、平安時代は宮中でおこなわれていた。江戸時代には庶民の間で広がった。この句のように、「なりゆき」が面白い。好きな野菜を入れて粥の風味も増す。七種粥は、現代風の食とも結び付く味に。
(新聞「農民」2023.1.16付)
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[2023年1月]
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