農のこころ丸山美沙夫
菜種蒔く妻の背中の連れとなる 丸山美沙夫 菜種を蒔くのは九月から十月にかけての頃である。翌春に花を咲かせ、初夏の頃に種実を収穫する。また、冬菜として漬物にする野沢菜などは初冬の頃に収穫する。したがって「菜種蒔く」は秋の季語。一雨降って土の湿りの程良い時を見逃さない。小さな菜種粒を上手に蒔くのは妻の出番か。そっと背中を見守っている。
(新聞「農民」2022.10.10付)
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[2022年10月]
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