「農民」記事データベース20221003-1523-08

垣生(はぶ)農民組合組合長
一色博さんの田んぼで

かかしコンテスト

愛媛 松山市


幼稚園の米作りに協力続けて20年

 愛媛県松山市の垣生(はぶ)農民組合の組合長、一色博さん(85)の稲刈り前の田んぼで、地域の幼稚園児の作成した「かかし」コンテストが、今年も取り組まれました。今年は年長組が4本つくりました。子どもたち、保護者だけでなく、地域住民も、好きなかかしに投票できます。

画像

 田植え、稲刈り体験、収穫したお米でおにぎりパーティー(昔ながらの羽釜で炊きます)など年間を通じて、一色さん一家が家族ぐるみで幼稚園の行事に協力。秋のかかしコンテストは20年ほど続いています。

 「みんなが田植えした苗が、たくさんの人が関わって立派に成長して、おいしいお米ができました」と、一色さんが話しかけると、園児たちは、たわわに実った稲穂を手で触ったり、笑顔いっぱいでした。

(愛媛県農民連 吉田泰臣)

(新聞「農民」2022.10.3付)
ライン

2022年10月

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2022, 農民運動全国連合会