垣生(はぶ)農民組合組合長
一色博さんの田んぼで
かかしコンテスト
愛媛 松山市
幼稚園の米作りに協力続けて20年
愛媛県松山市の垣生(はぶ)農民組合の組合長、一色博さん(85)の稲刈り前の田んぼで、地域の幼稚園児の作成した「かかし」コンテストが、今年も取り組まれました。今年は年長組が4本つくりました。子どもたち、保護者だけでなく、地域住民も、好きなかかしに投票できます。
田植え、稲刈り体験、収穫したお米でおにぎりパーティー(昔ながらの羽釜で炊きます)など年間を通じて、一色さん一家が家族ぐるみで幼稚園の行事に協力。秋のかかしコンテストは20年ほど続いています。
「みんなが田植えした苗が、たくさんの人が関わって立派に成長して、おいしいお米ができました」と、一色さんが話しかけると、園児たちは、たわわに実った稲穂を手で触ったり、笑顔いっぱいでした。
(愛媛県農民連 吉田泰臣)
(新聞「農民」2022.10.3付)
|