農のこころ丸山美沙夫
稲架襖マンション陰を長くせる 馬場靖比呂 俳誌『みすゞ』から。刈り取った稲を田の中に稲架を組んで自然乾燥させる。昔から行われてきた収穫の原風景でもある。電気などの乾燥機より美味しい御飯が出来ることから労力をかけて今も行われている。マンションが立ち並ぶ都市近郊の稲作も厳しい状況に。「稲架襖」の季語を活かし、変貌する情景を捉えている。
(新聞「農民」2022.10.3付)
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[2022年10月]
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