1万3000人集う

さようなら戦争・さようなら原発
9・19大集会

憲法違反の国葬を強行するな！

市民の怒りを示し、政治を変えよう

プラカードを掲げてアピールする参加者

　「憲法を守り、生かす共同センター」の小田川義和さんは開会あいさつで、「憲法違反の国葬を強行し、『専守防衛』の原則を閣議決定で変え、国債で軍拡。原発再稼働や新増設も密室の論議ですすめ、医療現場押し付けのコロナ対策。物価高騰にも場当たり的な対策しかできない。岸田政権の存在そのものが人間らしく生きたいという願いの障害になっている」と指摘。平和とくらし第一の政治への転換のための大きな行動を呼びかけました。

　作家の落合恵子さんもスピーチ。「今度こそ市民を怒らせたらどうなるか、わからせてあげましょう。原子力の平和利用と言って始まった原発の時代。ロシアのウクライナ侵攻に乗じて、再稼働推進と新増設。政治家たちは何を見てきたのか。国葬しかり国策しかり。国と名のつくものがどれだけ私たちを苦しめてきたか。はっきりと『ノー』と言える私たちを示していきましょう」と切々と呼びかけました。

　総がかり行動実行委員会青年プロジェクトチームの井田敬さんは「国葬は人の死に上下の区別を付けるものであり反対。しかもその対象が貧困と格差を拡大し、戦争できる国づくり、原発再稼働を推し進めた安倍元首相だ。一つもほめたたえるところなどない」と国葬の実施を糾弾。「私たちは人の権利に差をつけるような政権を将来に残してはいけない。そのためにも国葬を許してはならない」と訴えました。

国葬反対・原発なくせ・憲法守れとデモ

デモ行進で沿道にアピール。先頭右から2人目が長谷川会長

　各政党からは、立憲民主党の阿部知子衆院議員と日本共産党の志位和夫委員長、社民党の福島瑞穂党首が連帯あいさつ。沖縄の風の伊波洋一幹事長がメッセージを寄せました。