「農民」記事データベース20220926-1522-07

子どもたちのために
原発は反対

=通行人から激励の声=

関連/第8回 原発ゼロをめざす運動全国交流集会


原発をなくす全国連絡会が
イレブン行動

 農民連も加入する原発をなくす全国連絡会は9月12日、東京・新宿駅西口でイレブン行動を行いました。

 7団体16人が参加し、45分の宣伝で原発ゼロ基本法の制定を求める署名31人分、海洋放出反対署名35人分の計66人分が集まりました。

 農民連常任委員の齋藤敏之さんがマイクを握って発言。「汚染水の海洋放出は、農民としてどうしても許容できない。福島大学の研究者が汚染水の発生をゼロにする提案をしており、『現状の対策を続けて海洋放出を行うより安い費用でできる』と試算しているのに、なぜ検討しないのか」と指摘。

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通行人に訴える齋藤さん

 「廃棄物の後始末ができない原発を『安い』と言って再稼働・新増設を進めようとしている政府はおかしいのではないか。原発立地に負担を押し付けている現状を一緒に変えて、ヨーロッパなどのように再生可能エネルギー中心のエネルギー政策に変えていこう」と訴えました。

 山梨県北杜市の女性は「今は良くても、将来の人たちや子どもたちのために、原発に反対します」と話し、2つの署名に応じました。

 また、大熊町出身の男性は「11年たっても、こうして声を上げてくれてうれしい。両親の実家も自分の実家も取り壊しになり、地震で倒れた墓石も直せないままだ。非常用電源に津波対策をしていればこんな事故は起こらなかったと思うと悔しい」と話し、「使用済み燃料の処分もできない原発は動かしてはならない。これからもがんばって」と激励の言葉をかけてくれました。

 行動には、日本共産党の岩渕友参院議員も参加しました。


第8回 原発ゼロをめざす運動全国交流集会
会 場 zoomによるオンライン開催
日 時 10月15日(土)午後1時30分〜4時10分
参加費 無料
講 演 「原発ゼロ・気候危機克服に向けた再エネ中心の持続可能な社会をめざして」 和田武さん(自然エネルギー市民の会代表・元日本環境学会会長)
特別報告 ふくしま復興共同センター
問い合わせ 原発をなくす全国連絡会(全日本民医連内)電話 03(5842)6451
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(新聞「農民」2022.9.26付)
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2022年9月

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