未曽有の酪農危機
子牛価格が暴落飼料や資材が高騰するなか、肥育の素(もと)牛となる子牛が、和牛、乳用種の雄子牛ともに価格が暴落しています。飼料代などの高騰で肥育農家の経営が悪化し、子牛を購入できなくなっているためです。とくに乳用牛の雄の初生牛(いわゆるヌレ子)の下落は深刻で、農畜産業振興機構によれば、全国主要25家畜市場のヌレ子の平均価格は、今年5月には約12万円だったものが、8月平均では3万1699円と、下がり続けています。市場によってはその日の平均価格が1万円を割ることも珍しくなく、酪農家の経営も危機に直面しています。
北海道
先日、出荷したオス子牛の価格は3000円でした。昨年の今頃は10万円以上していたのに。 |
[2022年9月]
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