農のこころ丸山美沙夫
牛飼いの祖父の背負子(しょいこ)や草茂る 寺島 渉 俳誌『しなの』から。納屋に祖父が牛飼いをした頃の「背負子」が残されている。当時は朝飯前に山裾や土手の草を刈り、大きな束にして背負い家まで運んで干草にした。冬場の飼料として利用された。いまは農作物を作る草刈は大変、大敵な仕事になっている。祖父が汗し働いた大切な農具と、対峙した思いがこもる。
(新聞「農民」2022.9.5付)
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[2022年9月]
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