「農民」記事データベース20220815-1517-08

第7回

なんてったって!
伝統食

継いでいきたい日本の食の会
栗原澄子


スルメイカの「げそ」を
“カリ” “フワ” メンチに

 たたいたイカと野菜の食感が良く、カリッとフワッと揚がっておいしいです。

 刺身にした後の「げそ」を冷凍しておき、ある程度の量がたまったら家にある野菜を使って作り、揚げたり焼いたりしておいしくいただいたそうです。

 スルメイカの旬は6月から10月。最近耳にするスルメイカの漁獲量の減少が気になります。持続可能な漁をしていくことで、おいしい魚介類が、ほどほどの値段で、いつまでも食べ続けられることを願っています。


青森の郷土料理
イカメンチ

画像

材料(4人分)

スルメイカ 2杯
  (正味300g)
キャベツ 50グラム
にんじん 90グラム
玉ねぎ 小1個(160グラム)
青じそ 5〜10枚
 ※混ぜる野菜は特に決まっていない。その時どきに畑で採れたものを入れる。
卵 1〜2個
小麦粉 70グラム
塩 小さじ1/2強
コショウ 適量
揚げ油 適量

作り方

 (1)イカは細かくきざんで、食感が残る程度に包丁でたたく。
 (2)キャベツ、にんじん、玉ねぎ、青じそは粗みじん切りにする。
 (3)(1)と(2)を混ぜ合わせ、溶き卵と塩、こしょうを入れて混ぜる。小麦粉を混ぜて形がまとまるくらいのかたさにする。
 (4)170度の中温の揚げ油に、玉じゃくしですくい、スプーンで流し入れ、揚げる。
 (5)浮いてきたら裏返し、カリッとして焼き色がついたら取り出す。

(新聞「農民」2022.8.15付)
ライン

2022年8月

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2022, 農民運動全国連合会