農のこころ丸山美沙夫
残暑なほ明日を生きる米を磨ぐ 吉田 春子 俳誌『黒姫』から。日本人の食生活も多彩になってはいるが、主食はなんと言っても米である。米作り農家も消費者である家庭でも、その大半は毎日のように米を研ぎ炊飯をする誰かが居る。美味しい炊き立てのご飯は家族をつなぐ絆でもある。明日もまた、仕事や生活に励む顔が揃うと嬉しい。米を研ぐ感動がそこに。
(新聞「農民」2022.8.15付)
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[2022年8月]
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