「農民」記事データベース20220808-1516-11

産直センターふくしま

桃の共撰(せん)所がスタート

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産直センターが出向いて集荷

生産者の箱詰め作業を軽減

 桃の出荷シーズンを前に、産直センターふくしまの長年の悲願である桃の共撰所が、福島市平野に開所しました。

 選果機は重量選果式です。かねてから「桃はあるが、箱詰めできない」「働き手がなく、JAに出荷するだけで精いっぱい」という声が生産者からあがっていました。これに応えて、少しでも生産者の負担を軽減しようと、産直センターが直接生産者に出向き、収穫したままの果物を集荷し、一括して選果機にかけ出荷、販売することになりました。これにより、生産者は手間のかかる箱詰め作業を省いて、収穫作業に集中できるようになります。

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さっそく選果機が大活躍

 また、精算は「収穫箱当たりの買い取り方式」で対応し、販売はセンターに委託するかたちで、規格外品などには赤伝処理を実施する方向で検討しています。

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念願の共撰所が始まりました

 7月12日には理事などが出席して開所式が行われ、阿部哲也代表理事があいさつ。「センターとして初の試みなので、稼働していく上でさまざまな課題が出てくることが予想されます。なにしろものがなくては勝負になりません! ぜひ生産者のみなさんからの出荷のご協力を切にお願いするものです。みんなで力を合わせて、なんとしても成功させましょう!」と力強く呼びかけました。

(福島・県北農民連かわら版から)


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三重県大台町 成田千恵子

(新聞「農民」2022.8.8付)
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2022年8月

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