新婦人と農民連が初開催
トウモロコシの収穫体験
新潟
産直運動を次世代につなげよう
新日本婦人の会新潟県本部と新潟県農民連は、長年取り組んでいる産直運動について、お互いの役員や会員が世代交代していることから、次の世代へ産直運動をつなげていかなければならないと、産直交流の取り組みとしては初めてのトウモロコシ収穫体験を計画。7月16日に祖父の代から農民連会員を続けている帆苅亮太さん(36)の畑で行いました。
野党統一・打越さく良参院議員も参加
交流会には新潟市近郊の新婦人会員11人が集まり、2019年の参議院選挙で市民と野党の共闘で当選した打越さく良参院議員(立憲民主党、農水委員)も参加しました。
収穫後には地域の公民館でふかした朝採りのトウモロコシとトマトを皆で試食しながら交流。就農してから10年という帆苅さんは田や畑で様々な種類の作物を栽培していることを紹介し、生物ストレスを制御したバイオスティミュラント資材を活用していることやサツマイモを連作障害のない田んぼで栽培し始めたことなどを話してくれました。
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収穫を終えて記念撮影。後列右が帆苅さん、前列右が打越議員 |
農民連事務局からは「農民」号外6・7月号を配りながら、いまの食料危機に対する産直運動の必要性が訴えられ、野菜ボックスの内容も具体的に紹介。今後も多様な収穫体験や学習交流を進めながら運動を発展させていくことを報告しました。
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みんなでトウモロコシを収穫しました |
参加した新婦人新潟支部の飛田麻理子事務局長は「娘の子どもが市販の人参は食べてくれなかったが、産直ボックスに入った帆苅さんの人参は食べた。とても喜んでいる。産直を広げていきたい」と話しています。
(新潟県農民連事務局長 鈴木亮)
(新聞「農民」2022.8.8付)
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