万物は生を得てからは必ず死を迎える。これは、自然の摂理である。
だから、死は誰にも必ず訪れ、それは平等である。また、人間社会はその死を悼む心を持っている。それは否定できない。しかし、「悼む」心の表現は専ら内心の自由に属する問題であり、国家はこれを侵してはならないと日本国憲法は定めている。
岸田首相が9月27日に故安倍晋三元首相の「国葬」を閣議決定した。国民に喪に服することを強制することも、国費を使うことも、誤りである。
誰の死にも尊卑はない。
憲法に反する故安倍晋三元首相の国葬決定に強く抗議し、撤回を求める。
[2022年8月]
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