「農民」記事データベース20220801-1515-09

第6回

なんてったって!伝統食

継いでいきたい日本の食の会
栗原澄子


暑くてもさっぱりうまい
「ゴーヤちらし」

 「ほろ苦さがうまい」と、多くの人に食べられるようになったゴーヤ。ゴーヤは夏の暑さのなか、体を元気にしてくれます。

夏の香味野菜と合わせて

真夏の暑さのなか
体を元気にしてくれる

 いろいろな食べ方がありますが、意外と好評なのは「ゴーヤちらし」です。地域の料理の会で初めて食べた人からも「さっぱりしておいしかった」との声が多かったです。夏場の日本の香味野菜の代表選手、大葉とミョウガと合わせて、食欲をそそらせます。さらにごまの風味が加わることで食べやすくなります。

 ちなみにごまの国産品を探すのは大変です。ごまの国内自給率はわずか0・1%です。今年の埼玉県の母親大会での農民連出店で、国産ごまを見つけうれしくなってしまいました。


画像

材料(4人分) 

米        2カップ
昆布       10センチ角
ゴーヤ      1本
ミョウガ     4本
青じそ      10枚
ちりめんじゃこ  20グラム
白炒りごま    大さじ2
紅ショウガ    好みで
ノリ       好みで
合わせ酢
酢        大さじ3
砂糖       大さじ1・1/2
塩        小さじ1強

作り方

 (1)米をとぎ、水を切ってザルに1時間ほどあげておき、昆布を入れて炊く。炊きあがったご飯を飯台にあけ、合わせ酢をかけてすし飯を作る。
 (2)ゴーヤは薄くスライスして塩もみし、さっと洗い、固く絞っておく。ミョウガ、青じそは千切りにしておき、ちりめんじゃこ、ごまと一緒にすし飯に混ぜる。
 (3)最後に紅ショウガや細く切ったノリをかけてもよい。

(新聞「農民」2022.8.1付)
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2022年8月

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