「農民」記事データベース20220801-1515-05

農のこころ

丸山美沙夫


 頃合いの中干青田空を問う

          丸山美沙夫

 稲株の分蕨もすすみ、梅雨明け頃になると青田の背丈もほどよく伸びる。この頃に稲作の管理で大事なこととして、田んぼの水掛けを中止し、余分な肥料分を早く分解させ、倒伏をさせないために根張りを強くさせる。稲は水分を求めて必死に根を張り、稲茎も固く引き締まる。水田の条件や天候も左右される稲作の技だ。

(新聞「農民」2022.8.1付)
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2022年8月

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