沖縄 参議院選挙
武器より食料を
大激戦制し伊波さん再選
県農民連 号外配布、支持広げ奮闘
7月10日投開票で行われた参議院選挙。沖縄選挙区は、オール沖縄の伊波洋一さん(沖縄の風)が大激戦を制し、再選を勝ち取りました。
|
訴える伊波候補(右)と玉城知事 |
自民・公明の相手候補は、岸田首相をはじめ、自民党・茂木幹事長、菅前首相ら党幹部を連日のように総動員し、権力丸抱えの企業・団体締め付け選挙をなりふりかまわず展開しました。
相手陣営は、期日前投票を徹底し、投票日直前の世論調査では、伊波候補が自民候補にリードを許すなど、最後まで緊迫した選挙戦でした。
米軍基地容認、県民のくらし・福祉切り捨ての自公候補に対し、伊波候補は不屈の闘志を発揮し、「沖縄を2度と戦場にしない。基地は軍事攻撃の標的になる。辺野古新基地建設反対」と訴えて、支持を広げました。
最後は、2888票のきん差での勝利でしたが、沖縄県農民連も新聞「農民」号外を大量に配布し、「食料増産」のぼり旗を農地に立てて、「武器より食料を」「平和でこそ農業ができる」と訴えて、伊波候補の押し上げに奮闘しました。
全国の農民連のみなさんからのご支援に感謝するとともに、9月に行われる沖縄県知事選挙でも、玉城デニー知事の再選を勝ち取るために、さらに奮闘したいと決意を新たにしています。引き続き全国のみなさんからのご支援を重ねて呼びかけます。
(沖縄県農民連会長 中村康範)
(新聞「農民」2022.8.1付)
|