山形市議会で「水田活用交付金」
見直し中止求める請願採択
すべての農家経営に支援を
山形地方農民連は、「『消費税インボイス制度の実施中止を求める意見書』を政府に送付することを求める」請願と「『水田活用の直接支払い交付金』の見直しを中止し、すべての農家経営への支援強化を求める」請願の2つを山形市議会6月定例会に提出していました。
「インボイス制度の中止を求める」請願(総務委員会)は、山形民主商工会、新日本婦人の会山形支部との連名で、「水田活用の直接支払い交付金見直しの中止を求める」請願(産業文教委員会)は、単独で提出。山形農協、山形市農協が連名で同趣旨の請願を農民連とは別に提出しました。
2つの請願は、6月20日に委員会審査にかかり、「インボイス中止」の請願は、民商・農民連が意見陳述で、制度の問題点を訴えましたが、「『延期』であれば賛成できた」「調査研究が必要」との消極的意見が多く「継続」となりました。「水田活用交付金」については、意見陳述ができませんでしたが、採択となりました。
27日の本会議でも、委員会での採決通り、「水田活用交付金」については「採択」、「インボイス中止」については「継続」となりました。
(山形地方農民連事務局長 山川隆)
(新聞「農民」2022.7.11付)
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