「農民」記事データベース20220711-1512-04

参議院選挙
改憲・戦争には絶対反対

農業と命と暮らしを守る政治に変えたい


千葉・横芝光町 山武ウ子さん
(養豚)

画像  またエサ代が上がり、養豚を続けていけるのかということを、遠い将来ではなく目の前の不安として実感しています。エサ代だけでなく、電気代などほかの経費も値上がりしていて、いつまでこんな上昇が続くのでしょうか。

 自民・公明政権は、口では国民生活の安全を言いますが、実際にはまったくその通りになってない、と怒りに思います。

 ウクライナ危機や気候変動など世界の食料危機が突きつけられていますが、日本の食料自給率は37%しかありません。持続可能な社会にしていくうえで、農村や農業の大切さが改めて浮き彫りになっているというのに、今の政治はまったく応えるものにはなっていません。農業と暮らしを守るには、今の政治を変えなければ、と切実に思っています。

 あきらめないで投票に行こう!

 今回の選挙では、憲法と平和にも注目しています。戦争には絶対反対です。改憲の動きが強まっていますが、戦争が起きないために必要なのは、武器ではなく対話だと思います。命が大切にされる社会、そして子どもたちや若い人たちが安心して暮らせる社会であってほしいというのは、多くの女性たちの共通した願いだと思います。

 こんな時代だとあきらめる人も多いかもしれないけれど、投票に行かなければ、何も変わりません。マスメディアも社会の本当の現状を伝えていないと思います。ポイント制など、今の政権の矛盾だらけの政策にだまされてはだめです。あきらめずに、政治を変えたいです。

(新聞「農民」2022.7.11付)
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2022年7月

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