「農民」記事データベース20220418-1501-03

ウクライナ侵略を糾弾

食料自給率向上今こそ

関連/ウクライナ侵略抗議


国民大運動実行委など主催
農民連が主催者あいさつ

 国民大運動実行委員会など3団体は4月6日、定例の国会前行動を行い、170人が集いました。

 主催者あいさつを農民連の岡崎衆史事務局次長が行い、ロシアによるウクライナ侵略を厳しく糾弾。「ロシア・ウクライナは世界の小麦輸出の30%を占めている。国連は、第2次世界大戦以来の最悪の食料危機が引き起こされる可能性があると指摘している」と訴えました。

画像
訴える岡崎事務局次長

 さらに、肥料や飼料も輸入依存の現状を指摘し、「いま求められているのは食料の増産と自給率向上だ」と強調。「新自由主義的な農政を変え、食料自給率向上の農政に変えるためにも参議院選挙はその第一歩だ」と呼びかけました。

 憲法改悪阻止各界連絡会議の高橋信一事務局長は、憲法調査会の開催を強行し、改憲論議に突き進んでいる岸田・自公政権を批判しました。

 日本出版労働組合連合会の樋口聡中央執行委員は、コロナ禍でフリーランスの仕事が激減するなか、消費税のインボイス(適格請求書等保存方式)導入は、「さらに負担を強いるものだ」と指摘しました。

 日本共産党の紙智子参院議員が国会報告と激励のあいさつを行いました。


ウクライナ侵略抗議

全労連が “NO WAR” デモ

 全労連の呼びかけで4月1日、東京・新宿でロシア・プーチン政権によるウクライナ侵略に抗議するデモが行われ、「NO WAR」などが書かれたプラカードを手に120人が参加し、「戦争反対!」「ウクライナに平和を!」とアピールしました。

画像

 黒澤幸一事務局長は、「ロシア軍が撤退し、戦争が終わるまで声をあげ続けたい」と訴えました。

(新聞「農民」2022.4.18付)
ライン

2022年4月

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2022, 農民運動全国連合会