福島県沖地震田植えへ育苗準備中の被害
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倉庫では米袋が倒壊 |
浜通り農民連の直売所「野馬土」の商品はビンが2、3本割れた程度の最小限の被害ですみましたが、事務所ではほとんどの書類が散乱している状況でした。本棚は転倒防止をしているため転倒はありませんでした。
事務所内は書類が散乱 |
道路は隆起や亀裂が多数あり、慎重な運転が必要です。停電、断水の影響で、ガソリンスタンドやスーパー、コンビニが臨時休業し、物がない状況になりましたが、相馬市、新地町以外の地域で被害が少なく、大きな混乱にはなりませんでした。
停電は早くに復旧しましたが、水道の復旧には4、5日かかり、復旧してもトイレなどの生活用水のみの使用となり、飲料としては使用できない状況でした。現在では一部地域を除いて水道も通水し、23日の午後11時には飲料水として利用できるようになり、日常生活に一歩近づきました。
福島県農民連から18日に届いた非常給水袋を運ぶ浜通り農民連の佐藤さん |
揺れで大きな出荷設備もズレ動いた |
ライフラインが復旧し、とりあえずの生活には不自由がなくなりましたが、これからも被害状況の確認が続きます。会員からの要望によって、全国の皆さんにも支援や協力をお願いするかもしれません。その時はご協力をお願いいたします。
愛知県津島市 桜井久美子 |
[2022年4月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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