農のこころ丸山美沙夫
野火放ち野火従える男たち 西 遥 俳誌『みすゞ』から。早春の頃、まだ田畑の畔や土手に草芽が出ない頃、枯草に火を放つ野焼きである。豪雪地などは雪が消えてから早々に行う。目的は同じである。害虫駆除や枯草を焼くことにより土手もきれいにする。放牧場などは草の成長を促す。火の「放ち従える」から、勇壮的で美しい景が風物詩となる。
(新聞「農民」2022.3.14付)
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[2022年3月]
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