「農民」記事データベース20220314-1496-05

ロシアは侵略やめよ

大幅賃上げへうねりを
国民春闘共闘が中央総行動

全国食健連も合流し行進


 春闘勝利中央総行動に合流した全国食健連は、日比谷野外音楽堂の決起集会に参加しました。

 集会であいさつした全労連の小畑雅子議長は、「ロシアのウクライナ軍事侵略は国連憲章に反する。即時撤退を求める」と強調。春闘について、「ケア労働者の大幅賃上げの世論をつくり、全国一律最賃1500円の運動を広げてきた」と述べ、「大企業の内部留保は466兆円にのぼる。大幅賃上げを掲げ、大きなうねりをつくろう」と呼びかけました。

 全労協(全国労働組合連絡協議会)の渡辺洋議長が連帯あいさつし、「苦境にある仲間を支え、健康で文化的な生活ができる賃金を求めよう」と述べました。

 日本共産党の志位和夫委員長があいさつし、大幅賃上げを実現するために、非正規労働者の正社員化、最低賃金の大幅引き上げ、男女賃金格差の解消、ケア労働者の大幅賃上げに加えて、アベノミクスで積み上がった大企業の内部留保への課税を提案していることを紹介。「平和の問題でも暮らしの問題でも力を合わせて希望ある未来が開けるようにがんばろう」と呼びかけました。

 その後、各団体が決意表明を行いました。

 集会後は、国会に向けて請願デモを行い、食健連の参加者も元気に歩きながら、「食料自給率の向上を」「水田活用交付金見直しはやめよ」とアピールしました。

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「食料自給率の向上を」と国会までアピールしました

(新聞「農民」2022.3.14付)
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2022年3月

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