転作でソバをつくるが
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ソバの花畑(信濃町) |
国の言うように5年に一度の水田化をすれば、今まで苦労して行ってきた転作のための圃場の状態が壊れてしまい、作物が作りづらくなってしまいます。そして遊休荒廃地が増えてしまいます。
このような「見直し」の方針を出してくるのは農家の努力や苦労をまるきり知らない、机上の空論だけで考えている人たちのすることで、農家のことを真剣に考えてくれない人のやることだと言わざるをえません。
ましてや「5年に一度の水張りを行え」なんていうことは「愚策」以外の何物でもないと声を大にして言わざるをえません。また、それをやらなければ「交付金」の対象にしないなどという方針では、これまで国の方針通りに行い、辛うじて続けてきた農家経営を覆し、経営が困難になってしまいます。
あまりにも一方的な国の方針に強く憤りを感じます。
今年の参議院選挙では皆の力で、悪政を押し付ける政府に審判を下し、農家や苦しい生活を強いられている人たちの立場が分かってくれる政府をつくる道を開こうではありませんか。
(2)多年生牧草は10アールあたり3・5万円から播(は)種しない年は1万円に減額
(3)飼料用米の複数年加算(1・2万円)の廃止
[2022年2月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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