「農民」記事データベース20211122-1482-07

川越のかかし

豊作喜べるまで撮影を続けたい

埼玉・田中昭雄


 今年も最後の稲刈りが終わりました。埼玉県川越市内も豊作ですが、米価が下がり続けて、農民もなんとなく元気がありません。

 田んぼのかかしを見た通りがかりの女性(70歳代)は「10年後はどうなるのかねえ?」と心配しています。「外国から77万トンも輸入しているんですよ」と言うと、「エ〜、お米が余っているのに」と驚いていました。

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かかしも低米価を嘆いています

 農家の人たちが豊作を喜べるまで撮影を続けていきます。

(新聞「農民」2021.11.22付)
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2021年11月

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