旬の味
気候変化、コロナと翻弄された2021年も、晩秋へと移ろう頃となり、本来なら収穫の秋を喜びほっとする日々であろうに、稲作農家にとっては過酷な秋となりました▼あり得ない米価、更に当地では気候変化の影響をもろに受け、収穫量の減少、品質低下と重なり、顔を合わせればお互いため息…。政治を変えるしかない! この拙稿を読んで頂く頃、どんな政権になっているのでしょう▼食と農を大事にしない国は滅ぶとは良く耳にする言葉ですが、まさに崖っぷちに立たされている思いです。自分たちにできることはやり遂げるしかない!▼自然生態系と共生して豊かな食を提供でき、農家経営も安定できる、地域に笑い声が弾ける農村の再生。実現のための一つとして、多くの識者の方が提案されている“学校給食を地元の有機農産物で”の実現を強く願います▼実施している自治体もありますが、全国で実現できたら農の有り様が変わっていくのではと思います。地元自治体への働きかけ、がんばらねば! (蛙)
(新聞「農民」2021.11.8付)
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[2021年11月]
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