衆議院選挙
政治=暮らし。いよいよ変えるとき
山口県農民連 海田春水(かいたはるみ)さん
(周南市、ナシ・ブドウを裁培)
ネット情報も活用してタブーに風穴あけよう
フェイクニュースで世論が操作されるなど、ネット社会の危うさを目の当たりにしながらも、手軽で便利でもう手放せないネット情報。うまく利用すれば「政治の話はタブー」の壁に穴を開けられるのではないかと思っています。
例えば、「みんなの未来を選ぶためのチェックリスト」というサイトで、国政政党の政策方針を簡単に比較して見ることができます。設問は19項目、67問。各政党が○×△(その理由)で答えています。質問内容は多岐にわたっていて、67の質問の中にはきっとひとつは引っかかる項目があるはずです。「政治なんて、誰がやっても同じじゃろ」ともらす人がいたら、ぜひこのサイトを勧めてください。選挙に行かずにはいられない思いに駆られるはずです。
先日、「わしゃ自民党党員」と公言する米農家のIさんと話していたときのこと。「燃料も資材も何もかんもみな値上げでやれんね」と話題に。私「下がるのは米価だけよねぇ」、Iさん「ほんまよ!まじやれんけぇ!」、私「余っちょるんなら政府が買い上げてくれんにゃぁね」、Iさん「それっちゃ!」、私「自民党には下がってもらわんと」、Iさん「う…」。
政治=暮らし。ほんまに、いよいよ変えんにゃいけまぁよ!
(新聞「農民」2021.11.1付)
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