直売所だより（2021年9月27日第1474号）

「農民」記事データベース20210927-1474-17

直売所だより

　新潟県農民連胎内（たいない）支部会員の遠藤金一さん（72）は、妻のマサ子さん（74）と和牛を育てて15年、現在は100頭を飼育しています。稲作も10ヘクタールを耕作し、エサとなる稲ワラは自分で栽培していることから経費節減にもつながっています。

　販売については、肉卸販売会社と直接提携していますが、以前から自分が育てた良い肉をいつか直接販売してみたいと思っていたところ、日頃から飼育を手伝ってくれているめいの斎藤沙織さん（39）から「直売所をやってみたい」との話があり、牛舎の隣に直売所を6月に開設することになりました。

直売所で（右から）めいの斎藤さん、マサ子さん、金一さん

　直売所では販売会社から買い戻し、Ａ5ランクの肉も冷凍販売。野菜も地域の会員や農家から出荷してもらっており、手作りの黒毛和牛グッズも店頭に並んでいます。遠藤さんは「丹精込めて育ててきた良い肉を安く提供することができる。気軽に立ち寄ってもらいたい」と話しています。

牛舎で遠藤金一さん

（新潟県農民連事務局長　鈴木亮）

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　「えんどうファーム直売所」
　新潟県胎内市草野643（午前10時～午後3時、月・水・土曜日）
　インスタグラム
　https://www.instagram.com/endou.farm/

（新聞「農民」2021.9.27付）

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