旬の味
宮城・蔵王町では最近、防災機能を持ち合わせた道の駅の設置について民間の有識者を集めて検討委員会を開いています▼この検討委員会のスタンスはあくまで設置ありきではなく、蔵王町にとってふさわしい道の駅とは何かを議論するというのですが、公の資金でいくらかかるのか、必要性自体を議論することなく、夢物語を議論するという不思議なことをやっています▼先日、検討委員会の委員長を務める副町長が会の終わりに「傍聴人がいると委員の皆さんは発言しづらいですか」等と述べ、原則公開となっている委員会を次回から「自由かっ達な意見を述べてもらうために」という理由で非公開とすることを決定しました▼地方議会でもスケールの大小はあれどモリ・カケ問題みたいなことが起こっているんだなと実感しました。ただ、そんな秘密会で作られた案がどんなにすばらしい案だったとしても、設置するかしないかの最終決定権を持つのは議会であり住民です。その力があることを証明していきたい。 (平)
(新聞「農民」2021.9.20付)
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[2021年9月]
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