FFPJ第6回オンライン講座古座川流域での地域再生の取り組み
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報告する宇田さん |
家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン(FFPJ)は9月3日、第6回オンライン連続講座を開き、FFPJ常務理事で和歌山・紀ノ川農協組合長の宇田篤弘さんが「和歌山県・古座川流域での地域プラットフォームを拠点にした流域再生の取り組み」のテーマで講演しました。
2006年のイベントで、紀の川や吉野川の水源地の村、奈良県川上村の「川上村に暮らす住民はもちろん、下流域の人々とも手を携えて、かけがえのない水と森を育てていきたい」という宣言に出会いました。
それ以降、紀ノ川農協は川上村や漁協との交流を重ね、2県をまたぐ1本の川による森・里・海のつながりを“見える化”し、流域ぐるみの地産地消を進めるために136キロメートルの川を一つの商店街に見立てる「紀の川じるし」の取り組みを始めました。
さらに宇田さんは、「地域の発展のなかでしか紀ノ川農協の発展はない」という理念のもと、地域づくりと担い手づくりに取り組み、2018年8月に県農民連と共催でシンポジウム「みんなで描こう地域農業の未来予想図」を開催。その後、19年10月に「家族農林漁業プラットフォーム和歌山」(FFPW)の設立に至った経緯を紹介しました。
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森、里、海を1本の川でつなぐ取り組み |
最後に、宇田さんは、農業、漁業、林業、観光業などの事業者が連携し、「みんなで共生する地域をめざしていきたい」と結びました。
FFPJ常務理事の関根佳恵さん(愛知学院大学准教授)がまとめと閉会あいさつ。「コロナ禍でも、地域でのイベントや学習会を企画し、オンラインでの交流を進めよう」と呼びかけました。
農民連女性部ジェンダー学習会 「ジェンダー平等を考える ―国連『家族農業の10年』の 世界行動計画から―」 |
▼講師 関根佳恵さん
(愛知学院大学准教授・家族農林漁業プラットフォーム・ジャパン常務理事)
▼日時 9月30日(木)午後1時30分〜3時30分
▼場所 ZOOMによるオンライン開催
▼申し込み 農民連女性部
Eメール a-fuji@nouminren.ne.jp
電話 03(5966)2224
Fax 03(5966)2226
▼申込み締め切り 9月25日
▼参加費 500円
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[2021年9月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
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