「農民」記事データベース20210920-1473-02

さあ総選挙だ!

4野党が共通政策で
市民連合と合意

関連/農民連青年部夏の学習交流会 in オンライン


農林水産業への支援強化、
食料安保の確保盛り込まれる

 立憲民主党、日本共産党、社民党、れいわ新選組の野党4党と「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(市民連合)は9月8日、次の総選挙で自公政権を倒し、命を守る新しい政権の実現をめざす野党共通政策に合意しました。

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共通政策に合意した野党4党の代表と市民連合のみなさん

 立民・枝野幸男代表、共産・志位和夫委員長、社民・福島瑞穂党首、れいわ・山本太郎代表が共通政策の提言書に署名しました。

 市民連合は、新型コロナ禍の政策の破たんは安倍・菅政権の9年間の帰結だとして、次の総選挙で野党協力を広げ、安倍・菅自公政権を倒して、新しい政権を実現することを求めて共通政策を提言しました。

 今度の総選挙は、共産党を含めて野党が共通政策を結び、政権交代を目ざす初めてのたたかいとなります。

 野党共通政策の提言は、次の通り。

 (1)憲法に基づく政治の回復、(2)科学的知見に基づく新型コロナウイルス対策の強化、(3)格差と貧困を是正する、(4)地球環境を守るエネルギー転換と地域分散型経済システムへの移行、(5)ジェンダー視点に基づいた自由で公平な社会の実現、(6)権力の私物化を許さず、公平で透明な行政を実現する。

 なお、(4)のなかに、「農林水産業への支援を強め、食料安全保障を確保する」の文言が盛り込まれています。


農民連青年部夏の学習交流会inオンライン
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◆参加費 無料
◆問い合わせ・申し込み 農民連青年部
   Eメール nouminrenseinenbu@gmail.com 電話 03(5966)2224 Fax 03(5966)2226

(新聞「農民」2021.9.20付)
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2021年9月

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