収入保険
「白色申告も対象にすることを検討」
農水省
農民連が対象拡大を要求
自然災害や価格下落で収入が減少した際に、加入していれば交付される収入保険について、農水省は、白色申告者を加入対象にする検討を行っていることがわかりました。
9月1日に行われた2022年度予算概算要求の意見交換で明らかにしたもの。
農水省はこれまで、「白色申告では不正をチェックできない」などの理由で、収入保険に加入するためには青色申告への変更が必要との立場をとってきました。
農民連は、「白色申告も記帳義務の対象であり、白色申告を否定することは許されない。かつてない気候変動の中で予測できない自然災害も頻発しており、現場からは白色申告者の加入を認めるべきだという声も強くなっている。加入対象を青色申告者だけでなく、白色申告者にも広げよ」と求めてきました。
(新聞「農民」2021.9.13付)
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