農家が得する
税金コーナー
(120)
徳島県農民連
税金の学習会を継続中
徳島県農民連税金対策部は、8月9日に第6回学習会を部員7人全員の参加で開催しました。
|
8月9日に行われた6回目の学習会 |
徳島県では、毎年申告時期に、本部から長谷川敏郎会長(当時副会長)などに来ていただき学習会を実施し、会員拡大につなげてきました。
今年1月の全国大会で長谷川さんが新会長に選出され、来ていただくのが難しくなったので、来年からは徳島独自で申告時期の学習会を行うようになります。そのため、学習会の講師ができるように今年1月に税金対策部会を発足させ、毎月部員の『養成講座テキスト』に基づく学習会を開くことになりました。
学習会は、コロナ禍での1回の休みを除き2月から毎月開催してきました。学習時間は2時間で終えようと、それぞれが15分の持ち時間で養成講座テキストを解いていきます。8月の学習会では、早い人は8講座まで進みました。会の中で解決できないところなど疑問点は、単純なことも含め毎回数点出てきます。そのたび本部へ文書で質問し、迅速な回答をいただいています。
活発な意見も折々飛び出し熱心な議論になります。しかし、時間は瞬く間に過ぎて問題をこなせなくなり焦っています。税金について詳しくない者同士あれやこれや戸惑いながらも、来年の税金運動をめざし、頭を精いっぱい回転させてがんばっています。
(徳島県農民連 川人義朗)
◇
税金に精通した「先生」がいなくても、養成講座テキストを活用すれば、互いに教え合うことで学習は可能です。ぜひ、各地でもこうした学習会に取り組んでみてください。
(新聞「農民」2021.8.30付)
|