農のこころ丸山美沙夫
ものの芽や鍬に楔(くさび)を打つ畑 永江 大心 俳誌『しなの』から。農具の大事な一つとして古くから使われてきた鍬は今も大いに活用されている。とくに小農家では菜園作りには欠かせない。ところが鍬の使い始めに、乾燥して緩んでいた楔が抜けてしまったのだ。金槌を自宅まで取りに行くのは面倒だ。畑隅の石を拾い楔を打つ。農の恥ずかしさ滑稽さの面白さ。
(新聞「農民」2021.5.24付)
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[2021年5月]
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